マンション管理士試験はおもしろい!
実は、今年マンション管理士試験にようやく合格して、次のステップとして、何をしようか思案した結果、この不動産鑑定士の資格を取ろうと決めました。
マンション管理士試験は、通算で確か、6回受験し、合格できました。
昨年の勉強はきつかったです。TACにも行きました。土日はほぼTAC行って講義と自習をしてました。
去年のこの時期は、土日は、1日10時間は勉強し、過去問も1日120題は解いてました。過去問を計7~8回回し、予想問題集(4冊・12回分)も5~6回回しました。当然TACの基礎答練3回・応用答練3回・公開模試も受けました。
やりすぎるほど勉強しないと、この試験合格率が8%前後なので、ほとんど落ちます。
今年は9%だったのですが、それにしても厳しい試験でした。
メージからすると宅建に毛の生えたような試験と思われますが、受験者の層が圧倒的にレベルが高いです。
宅建は、合格率14%ですが、受験者のほとんどが勉強をしていません。周りを見ても、2ヶ月前くらいになってからやっと、勉強を始めています。先ず落ちますね。絶対的に過去問を回せないです。少なくとも3回、安全見て4回は過去問を回しておく必要があります。やはり、4月から学習をコンスタントにやればほぼ受かる試験なのです。
一方、このマンション管理士試験は、過去問を3,4回やっただけでは、全く歯が立ちません。試験問題も一見して易しそうですが、正答を引き出すのが大変です。
曖昧な知識は全く役に立ちませんし、実に応用問題が多くでます。テキストにないような想定問題(理事会での理事の発言)を出してきて正誤を訊いてきます。
TACで講座を受講してましたが、管理業務主任者とセットになった講座で、テキストもミックスされており、管理業務主任者にしかでない内容(例えば、アフターサービスや個人情報保護法)も学習するメニューとなっており、TACの基本テキスト(上・中・下)は、講義以外は使いませんでした。
マンション管理士試験受験界の巨匠 平柳将人先生の速習テキスト(TAC出版)は、凄くオススメします。見やすく、内容も充実しており、
あれだけよくできたテキストは、「無い」と言っても過言ではありません。もし受験される方は、このテキストに特化して学習されることを是非お勧めします。また、過去問の学習も必須です。
こちらは、TAC過去7年分のものを使用しました。
マンション管理士の合格の秘訣は、なんといっても過去問の徹底反復学習でしょう。
過去問をほぼ完璧に回すくらいまでやれば(7~8回は必要)、ようやくボーダーラインです。
つまり、まだまだ足らないんです。
予想問題集・直前答練(3回)・公開模試と実践トレーニングまでして、ようやく「合格」がみえてきます。
合格率が、8%前後の試験ですから、100人受けて92人が落ちます。
こ数字だけ見ても凄いですが、宅建試験の合格率14%のほぼ倍ではないんです。
マンション管理士試験の受験者のレベルの高さです。
つまり「ひやかし」が極めて少ないんです。
毎年、過去問は3,4回回し、一通り学習されている方大半で、多くの受験生が、「1、2点で泣く」試験なんです。
しかも、マンション管理士試験の合格者は、宅建士ホルダーが8割もいますから、宅建は、マンション管理士のいわば「予備試験」といっても過言ではありません。
ちょっと今日は、鑑定士ではない、マンション管理士のお話をしてしましましたが、興味のお有りの方は、今年受験してはいかがでしょうか?
試験は、11/25(日)です。申し込み期間は9/3~10/2です(まだ十分間に合います)。
下記、マンション管理センターHPで
詳細はご確認願います。
らくらくわかる! マンション管理士 速習テキスト 2018年度
- 作者: 平柳将人,TACマンション管理士講座
- 出版社/メーカー: TAC出版
- 発売日: 2018/02/22
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